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中田敦彦のYouTube大学 揺らぎは必要

中田敦彦のYouTube大学 サピエンス全史シリーズ、はじまりました。アメトークでおすすめ本として紹介されて以来、私の頭の片隅には、常に、いつか絶対に読まなければいけないと思いながら、ついつい簡単な本ばかり読んでしまっていました。私のそんな心の動きをキャッチしたかどうかは知りませんが、全10巻を読めずに落ち込む前に、解説してくれるという嬉しいお知らせに、今回も視聴ボタンを連打したのは言うまでもありません。

 

 サピエンス全史、全10巻で訴えたいことは「この世は全てフィクションである」ということらしいのですが、そうなると、そもそも色んな観念を私たちが勝手に作りだして、勝手に信じて、勝手にそれで悩んだり、勝手に楽しんだりしているわけです。中田敦彦さんのセカンドチャンネルでは、中田さん自身が「もっと前へ、前へという自分と、老荘思想に引っ張られて、そんなにする必要ある?」という中で揺れ動いていると語っています。人間が、たった一つを盲目的に信じられるなら、悩みなどは何も生じないのです。しかし、人間は「疑うこと」を知った動物。揺れ動き、考え、悩みます。人は、何かひとつの正義が分かりやすいので求めがちですが、この揺らぎが、人間に取って非常に大事なのではと思うのです。

 

中田敦彦さんが揺らがなければ、YouTube大学はあれだけの沢山の授業をしていくことはできないでしょう。悩み考え、より良きものを求める人間であるからこそ、知識を求めるのです。というわけで、YouTube大学のファンとしては、あっちゃんにずっと揺らぎ続けてほしい。揺らぎ続けるためには、真ん中の重心が大切で、あっちゃんの重心が何なのかは私には分からないですが、揺らいでも揺らいでもずっと立っている中田敦彦さんが素晴らしいなと思のです。

 

次の時代にどのような考え方が必要とされているのか、新しい哲学者の登場を待ちたいです。(もう登場しているのかなあ。)